戦国時代 最強の武将は誰だったのか?
戦国時代、あまたの英雄たちが現れ天下を目指していた時代ですよね。
そんな時代でいったい最強の武将は誰だったのでしょうか。
何をもって、最強と呼ぶかは人によりきりでしょうが、戦国時代最強の武将は誰だったのかをひすとりびあがアンケート調査してみました。
織田信長
本能寺の変まで、混乱した戦国時代を切り開いていった先駆者。既成概念という枠にとらわれない、そして、行動力もあるという点、なによりも運も持ち合わせていた。統制力、統治力、支配力、影響力と総合的に考えると彼しかいないと思われます。
最強は誰かと問われれば、個人的な武力をイメージしてしまいますが、戦国武将と言えば軍を動かしてなんぼ。政治力も含めて評価されるべきだと考えます。戦の勝率から考えれば信長は大したことはないのですが、その政治力を持って国の版図を広げていった実力から最強であると考えます。
室町幕府を滅ぼして、織田政権を確立。こんなに勢いのある人が、さて今の時代にいるでしょうか。数々の名言も心に響くものが多いですよね。私が好きなのは、必死に生きてこそ、その生涯は光を放つという言葉です。
個人技の限界は、元寇の文永・弘安の役で分かったはずなのに、それから二百年もの間、どの武将も軍隊としての団体行動に重きを置かなかったのは驚くべきことである。信長は、鉄砲用いた団体軍略といい、長槍を使った戦力といい、個人の謂わば点の戦いを線や面での戦い方へと発展進化させた戦略は正に革新的だったといえる。
局地戦なら上杉謙信とか武田信玄とか他に強い武将はいると思いますが、織田信長には天下統一という明確なビジョンがあったことが強みです。各方面司令部・司令官をおき大局的に全国制覇を進める構図を描き、多角的な武器・戦術で戦ができたのは信長だけだと思います。
武田信玄
元々の土地が山に囲まれ、あまり恵まれた国ではなかったのに駿河の今川氏や相模の北条氏という強国に囲まれながらこれらと対等に渡り合い、上杉、織田、徳川にとっても驚異の存在と成り上がった事は巧みな国政と戦術を持っていたことによるもので、もう少し長寿であれば間違いなく今の日本の首都は甲府だったのではと思わせる強さだったと思います。
武田信玄はあらゆる面ですぐれた武将で、病死することさえなければ、必ず天下を取っていたと思います。徳川家康は忍耐強かったのと運が良かったことが幸いし、豊臣秀吉は部下に恵まれていたし、織田信長は強いけれどもいまひとつ人の使い方が良くなくて部下に裏切られました。実のところは武田信玄が一番強かったと思います。
私が戦国時代最強だと思う武将は武田信玄です。軍事力では上杉と互角の戦いを繰り広げ、織田・徳川軍を圧倒しており「最強」といえると思います。また、外交面で今川・北条との同盟を成し遂げて国内の安定と信濃平定を実現する手腕は政治家としても優れていると思います。
徳川家康
自ら人質になった経験が、その後の忍耐の人生を作り上げたと思います。周囲がいかに動こうとも自分が動くべきかどうかを冷静な目で判断し、耐え忍ぶときには耐え忍ぶ。織田、豊臣が成し遂げられなかったことを最後に成し遂げ、その後の幕府の体制の礎となった彼が文句なく最強だと思います。
豊臣秀吉という天下をとった後も、機を待ち、最終的には幕府を開くほどの権力者になるところが、単純な国力や武力だけではない強さを持っていると思うからです。犬と評されるほど忠誠心を持つ三河武士が配下であることも大きいでしょう。
何を以って、「最強」と判断するかによって、評価が分かれると思いますが、最終的に勝ち残ったという点で、徳川家康が最強であると思います。軍事力、統率力、忍耐力、判断力、諸々の項目で、平均以上のレベルを持っています。そして、なにより健康維持に努力をしていたことで、長命であったことが大きいと思います。
上杉謙信
越後という地理的に不利な場所に生まれたのにもかかわらず、領土拡大に成功し、晩年も信長を手取川で打ち破るなど、戦略では織田信長などでは劣るかもしれませんが戦術能力は戦国一だと思います。
川中島の戦いで武田信玄と争ったことは超有名ですが、とにかく負けたことが無いのがすごいと思います。また、義理に厚く食事中に信玄が死んだとと聞いて箸を落としはらはらと涙を落し、その後信玄の遺児勝頼のことを気に掛けた生き様からしても最強と言う名にふさわしいのではないでしょうか。
真田幸村
真田家という強敵に囲まれた小国に生まれながらも、生涯3度にわたり徳川家康を苦しめ、知略、軍略共に優れた武将でした。数々の逸話があり、真意は定かではありませんが、波乱万丈の生涯は戦国時代の象徴といってもよいと思います。
本多忠勝
今でこそゲームの戦国無双や戦国BASARAで最強武将として有名ですが、私はゲームが出る前から戦国最強だと思っていました。徳川家康の直臣で徳川四天王の一人として戦に出ては負け知らず、蜻蛉が止まってスパッと切れたという蜻蛉切を武器に戦場を駆け巡る姿はまさに戦国最強武将です。
加藤清正
秀吉の懐刀として、賤ヶ岳7本槍に数えられた加藤清正は朝鮮出兵、質実剛健で戦闘的な熊本城の築城だけでなく、徳川の世になっても将軍拝謁の前に必ず秀頼に挨拶をした忠義は、戦国武将で、武力だけでなく一番心の強かった人だったと感じます。
島津義弘
朝鮮出兵で朝鮮、明連合軍に壊滅的なダメージを与え、当時の大国である明にもその武勇が知れ渡ったとされるあたりが、実質的な武力でみても最強と思う。薩摩郷士の気風を生む直接のきっかけであり、明治維新以降にまで影響を及ぼした武将だと思っています。
柴田勝家
私が最強の武将だと思う戦国武将は柴田勝家です。柴田勝家は織田家の宿老で軍事面で織田家を支えた武将で、鬼柴田の異名をとる猛将です。戦国時代最強だった織田家のなかでも最強の武将だった柴田勝家が戦国最強の武将ではないでしょうか。
黒田官兵衛
戦国時代の武将といえばやはり黒田官兵衛だと思います。何と言っても黒田官兵衛は、豊臣秀吉に天下をとらせた武将だと言われているくらいです。また、その豊臣秀吉からも、自分が死んでしまった後には黒田官兵衛が天下を護ってくれると、言わせたくらいの人ですから、頭も良くてある意味強い武将だと言えると思います。
まとめ
人それぞれ最強と思う観点は異なりますが、天下統一の基礎を作り上げた織田信長と最後に江戸幕府を開いた徳川家康を最強とする声が多かったです。
また、それと同時にこの二人を苦しめたものの二人と比べて早死してしまった武田信玄と上杉謙信にも票が集まりました。
あとはゲーム(戦国無双)の影響もあるのか真田幸村、本多忠勝、加藤清正などゲームで人気キャラクターになっている武将にも票が入る一方で天下統一を成し遂げた豊臣秀吉がトップ10圏外という意外な結果となりました。
このランキングに対する感想などもお待ちしております。