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真田幸村の人気の理由を徹底分析!

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2016年1月よりNHK大河ドラマ『真田丸』の放送が決定しました。

江戸時代中期に真田人気が始まってから約300年。

長年にわたって愛される真田幸村の人気の理由は何なのでしょうか。

幸村人気の始まり『真田三代記』

幸村人気の始まりは江戸元禄期に成立した『真田三代記』です。

幸村の父・昌幸、幸村、幸村の嫡男・幸昌の三代を主人公とし、徳川を相手に奮闘するこの物語は、幸村の講談の流布とともに人気が出ました。

そして幸村人気を支えたのはこの中に登場する「真田十勇士」です。

猿飛佐助や霧隠才蔵など架空のキャラクターとされる者から実在の人物をモデルとした者もおり、こうした十勇士の活躍が幸村の活躍に花を添え、実際の幸村にさらなる魅力を加えているものと思われます。

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判官びいき?

「判官びいき」というと、見事な戦略で平氏を追い込み、鎌倉幕府成立に貢献したにもかかわらず、兄に攻め滅ぼされた源義経を表す言葉として知られています。

「弱い立場に置かれている者に対しては、敢えて冷静に理非曲直を正そうとしないで、同情を寄せてしまう心理状況」という意味だそうで、確かに幸村は義経のような側面があるといえるでしょう。

「日本一の兵」と謳われるほどの知謀をもち、天下人・徳川家康を幾度も苦しめ、それにもかかわらず大坂の役では”無能な”首脳陣のために苦しい戦いを強いられ、最後は寡兵を引き連れ家康を追い詰め、討ち死にする。

そのドラマチックすぎる人となりと生涯、そして最期。

天下人を追い詰めるところなんかにも物語の主人公にふさわしい魅力が感じられます。

家康は明治期になると「狸オヤジ」と言われ、よいイメージを持たれてきませんでした。その家康に流罪にされながらも奮闘した幸村はまさに悪に立ち向かうヒーローだったのでしょう。

イケメンとしてゲームの主人公にも

2004年にコーエーより発売された戦国アクションゲーム『戦国無双』では、幸村はその主人公として赤い甲冑に朱の十文字槍を携えた”イケメン”として登場します。

また、2005年にはカプコンから発売された戦国アクションゲーム『戦国BASARA』でも、伊達正宗と並び主人公格として登場しています。

これらのゲームではほとんどすべての戦国武将たちが”イケメン”に描かれていますので幸村だけが例外というわけではないのですが、こうした”イケメン”イメージも現在の「歴女」と呼ばれる女性たちが戦国時代を受け入れやすい理由といえるでしょう。

そういえば最近の大河ドラマは主人公をイケメン俳優が演じているように思います。こうしたビジュアルも最近の幸村をはじめとした戦国武将ブームの理由といえるのではないでしょうか。

ちなみに『戦国無双』は昨年(2014年)に特別番組としてTVアニメ化され、今年(2015年)にはシリーズ放送も行われており、『戦国BASARA』においてはTVアニメ化にとどまらず、実写映画やドラマCD、漫画、小説とその幅を広げています。

イベントも

2015年4月26日、幸村のふるさと長野県上田市では「上田真田まつり」が開催され、武者行列や鉄砲隊の演武、真田対徳川の決戦撃などが行われました。

また、2015年5月1日~10日には、幸村が「真田丸」を築いた地である大坂府天王寺区では「天王寺真田幸村博」コアイベント『赤備えの陣』というのが行われます。

さらに2015年5月16日、17日には大坂城天守閣前本丸広場にて「大坂ノ陣合戦祭り」に『戦国BASARA皇』のプロモーションとしてゆるきゃら「幸村くん」の登場が決定しました。ここでは幸村をパッケージとした「男前豆腐店」とのコラボ豆腐が販売されるそうです。

今年が大坂の陣から400年ということで今後ますます注目を集めそうな真田幸村。

アニメでもゲームでもイケメンでも、どんな形であれ多くの人が幸村の活躍を知るきっかけになってくれることを期待しています。

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